院長紹介

院長

 

 

 

 

 

 

院長紹介
私が生まれ育った所
は農村地帯で、農繁期!(みなさんご存知でしょうか?)ということで、春と秋の農作業の忙しい時期に学校や職場が早く終わったり、休みになったりするような、そんな田舎の村でした。お陰で今でも、「お米を一粒でも祖末にすると目がつぶれる」と信じている昭和の人間です。
男ばかりの3人兄弟の末っ子で、どちらかというとほったらかしにされて、大きくなったようで、おとなしく、手のかからない子供、だったようです。
ただ、勝ち目のないケンカを兄達とするときは、かなり泣きわめいて、それを聞いた父か母が、兄をしかって、それを見て私が泣き止むということがよくありました。兄達からすると許せない弟だった?かもしれません。

私の父は学校の先生でした。生徒達には優しいと評判だったようですが、男の子3人が待ち構える家では、にらみをきかせるためか、とても怖い存在でした。けんかの絶えない兄弟だったので、仕方がないと思いますが。
私が小学校低学年の頃だと思いますが、父が、自分の勤める学校へつれていってくれたことがありました。休日で生徒はだれもいない校庭を通って初めて行く学校の校舎に入りました。職員室で父の仕事が終わるのをただ待っていただけなのですが、父の働く場所を見せてもらったのがすごく嬉しかったことを覚えています。
校長先生ということで、生徒に何かあった時には、夜遅くでも家の電話が鳴りました。そして、必要があれば出かけて行きました。そんな父を心配そうに見送る母。もう、遅いから寝なさいと言われて布団に入るのですが、子供心に気になって眠れなかったものでした。「仕事って大変だな」と感じたと同時に、必要とされている父に子供心ながら尊敬の気持ちも持ちました。

中学時代は、バスケに熱中していました。なんとなく入った部活ですが、友達にも恵まれがんばりました。ずば抜けたプレーヤーのいなかったチームでしたが総合力で勝負して、そこそこの成績を残しました。この時、チームプレーの大切さを学んだような気がします。
いろいろと進路を悩んだ末、歯科大学への進学を決めたのは、高3の2学期が始まってからでした。
多くの人に頼りにされ、必要としてもらえるような仕事がでればいいな、ちょうど幼いころ、父が見せてくれたような仕事。でもなぜか、同じ道には進まず、
白衣に対するあこがれもあって、歯科医を目指したのでした。 

大学を卒業すると、1人前の歯医者になるべく、開業の先輩の医院に3軒勤めました。この中の1人の先生とは今でも、時々お会いし、いろいろなことを教えていただいています。その先生の医院の勤務当時は卒後3年目で、仕事に中途半端な自信を持ってきたころでした。習い立ての知識をやたら患者さんにやってみようとする私は、自分ではできてるつもりでも院長からみると危なくてブレーキをかけられることもしばしばでした。院長からはよく本の宿題が出ました。歯科の本を読むのは当たり前、そして毎週のように渡される数冊の新書。自分では多分選ばないだろうという本に閉口しながらも一生懸命読んでいました。いまから思えばとても貴重な経験でした。その院長からは、
「歯科医師として大切なことは、歯科の治療の技術や知識だけではなく、人間としての幅をひろげることだ」
と教えられていたような気がします。その頃は意味が正直よくわかっていませんでした。独立開業して、自分の考える歯科医院を作っていきながら、様々な経験を積むに従って本当の意味がわかってきたように思います。
私の考える医院では悪くなってから治療をするのは、もちろん大切なことで、しっかりと行いますが、そうならないように予防をすることはもっと大切なことだと考えています。このことを来院される方々に伝えていくこと、そして、予防を生活の中に取り入れていけるよう、一緒に考えていくこと、そしてそれを医院のメンバー達と力を合わせて、進めていくことがなにより大事なことです。そう考えていくと、専門的な歯科の知識はもちろん、多くの人から信頼されるよう、人間性を深めて行くことが良い仕事をする上で必要なことだと感じてきています。

その人にとって本当に必要な治療を確実におこないたい、そして予防の考え方を取り入れることで、健康な口元、健康な体を維持し、いつまでも楽しい食生活を送って頂きたい、そして楽しい人生を過ごして頂きたい、私が開業以来ずっと考え続けていることです。
歯ブラシ、歯磨き粉、からフッ素や顕微鏡、定期検診など様々な器具、道具をとりいれ多くのことを試みてきました。まだまだ進化の途中ですが、少しづつ成果もでてきたように思います。
これからもより多くの方々が気軽に足を運べるような、歯科医院を目指していきたいと思っています。ここに来てよかったと言う言葉が聞けるようにまだまだがんばっていきます。よろしくお願いします。

                                 ひらい歯科クリニック 平井典和